bla bla bla

don't worry be happy

松浦弥太郎さんうさんくさい

みんなすごい持ち上げてるけど、批判している人が少ない(ように見える)のはなぜだろう。今のところ批判らしきものを目にしたのは、amazonのレビューで☆の数が少ないやつ、cakesの編集者対談「すべてのニュースは賞味期限切れである」、個人ブログ2件ほど、あとは2ちゃんねるの「生活系雑誌」スレッドくらいかな。

彼はどの角度から見ても胡散くさい以外の何ものでもなく、その実態は「お金で買えるものを買っているだけの人」にしか見えない。そのモノに対する愛情もきわめて薄そうで、「自分がとても気に入って大事にしているものを紹介」するんではなくて、「お金があったら買ってもよい良品を右から左に並べているだけ」に過ぎない印象。

だいたい知的労働がつとまるだけの学が無いのは事実だし(中卒)、書いたものを読んでもその薄っぺらさが分かりそうに思うが、私が最もドン引きしたのはこの記事かな。

gendai.ismedia.jp

「自分がメディア」とか、ナニ言ってんだwwwと思うし(「メディア」の意味、分かってんのかな?)、「愛される人間のきほん」というタイトルは(バカ編集がつけたんだろうけど)、偏差値の低い女性が読む「愛されヘア」「愛されメイク」「愛されワンピ」みたいなものしか連想させないし、「優先順位の一番上は、人を傷つけたり悲しませたりしないこと」っていう小見出しなんか、字ヅラを見ただけで「オエェッ」と吐き気がこみ上げるのは、私だけなのだろうか。

物凄いコンプレックスの塊なんだろうなあ。と思う。

他人から愛される為に最も必要なことは「まず自分が他人を愛すること」だし、「必要とされなければ生きていけない」と考えるのは、「必要ない人間は死ね」って自分が思っていることと同義だし、「気に入られたい」「認められたい」「すごい人だと思われたい」ことに必死で、それはなんでかっていうと「自分がつまらない人間だと自分が思っているから」なんじゃないかなぁ、って感じがする。この人、つまらなそう。

「暮らしの手帖」の売り上げを2倍にしたのはすごいけど、それも彼に能力があるというわけではなく、まわりが優秀だったから出来たとか、たまたま当たったただけ、ではないかと思う。その後のクックパッド以降の動きを見れば、「客寄せパンダの奪い合い」あるいは「お荷物の押し付け合い」になってそうなことは想像に難くない。ユニクロが客寄せパンダの残骸をチュウチュウしてるところらしいけど。

行き詰った「暮らしの手帖」が、彼を編集長に迎えたのは、社長の「直観」だったそうだけれど、元々のスタッフはみんな高学歴のクリエイターばかりに違いないから、偏差値70の人が「偏差値30くらいの人が言ってること」を、なんだか新鮮で目新しく感じた上に、「もう後がない」からトチ狂って編集長を頼んだようにしか思えない。

顔を見れば「まったく何も考えて無さそうな顔」って分かりそうなものを、なんであんなに人気があるんだろう。彼のインスタグラムも酷いセンスだし、金があれば誰でも買えるものを買ってるだけだし、何が良いのかさっぱりわからない。

こういう「薄っぺらい存在」がもてはやされる世の中なのは今に始まったことではないけれど、最近、「インスタ蠅するアイスを買ったら、写真撮ってゴミ箱に捨てる」っていうネットニュースを読んで「松浦弥太郎っぽい」と思ったので書いてみた。

togetter.com

「注目を浴びたくて必死」なところがインスタ蠅厨とソックリって思った。JKはアイスを買って捨てるだけだけど、弥太郎はブランド品を買って自己愛を捨てている。

『「自分らしさ」はいらない』なんていう本も出していて「「何かを始めたいなら、『自分らしさ』など捨てたほうがいい」とか言っているようだけど、自分らしさをすてることができるのは、もともと自分らしさを持っている人だけなのでw、彼は「捨てるほどの自分もない」上に、編集者・文筆家を名乗るのであれば「自分らしさ」はメシのタネなので、「自分らしさがないクリエイター」に注文は来ないと思うんだよね。

何事も賞味期限の早い昨今なので、「インスタ用に写真撮ったアイスがゴミ箱いき」になるのと同様、「松浦弥太郎好きを表明することでセンス良い自分を演出していた消費者層」から、そろそろゴミ箱に捨てられる時期が来ているんじゃないのかな。と思いました。